身体を冷やす食べ物温める食べ物

体質を改善して冷え性を直すには食生活がとても重要です。無理なダイエットをしたり不規則な食事をしていると栄養が不足して胃腸が弱り、血液に良くない影響があるからです。体内で『熱』をつくるのは肝臓で分解、代謝されたエネルギーでそれを全身に運んでくれるのは血流なのですから。

私も年季の入った冷え性ですので食べ物には気を付けています。冷え性にも色々なタイプがるので、細かく分析したら人によって必要な栄養素や食事の摂取量も変わってくるでしょうけど、共通しているのは『出来る限り身体を温める食べ物を取った方が良い』ということだと思うのです。

食べ物には身体を温める陽性のものと冷やす陰性のものがあるというのは漢方医学の考え方です。また、人間の体質にも陰性と陽性のものがあるとされています。冷え性の人の体質は陰性の場合が多い ので、陽性の食べ物を多く取って体内のバランスを整えるのが大事です。

具体的に言うと陽性のものは大体黒か赤っぽい暖色系、原産地が北方で土の中に出来るものが多いのです。反対に陰性のものは白っぽいか緑色のものが多く原産地は南方、土の上に出来るものが多いとされています。代表的なものでは陽は黒砂糖やかぼちゃ、根菜類、味噌などで、陰は白砂糖、牛乳、葉もの野菜などです。

だけど、もちろん陽性のものばっかり食べるというわけにもいきませんよね。大丈夫です、陰性のものでも調理方法や食べ方で陽性に転じることができます。一番簡単な方法は陽性のものと一緒に食べることです。白砂糖の入った甘いスウィーツなどをどうしても食べたい時は食事の後のデザートとして楽しんじゃいましょう。運動をして体温が上がった後に疲労回復もかねて、というのも良いですね。

陰性の食品でも火を通せば身体を冷やす作用は弱まるので、たとえばお豆腐は冷奴ではなく湯豆腐や暖かい汁もので頂き、野菜類もサラダではなくおひたしや炒めものにしましょう。逆に日本酒などのアルコールは陽性ですがキンキンに冷やしたり氷を入れたりすると身体を冷やしてしまうので出来る限り常温か熱燗で我慢してくださいね。

お手軽に利用出来るので私が重宝しているのは調味料や香辛料です。有名なのは生姜や味噌、そして七味でしょうか。みりんや醤油に生姜をたっぷりと加えたタレを作りおいておけば焼いたお肉にかけるだけで美味しい献立となります。生姜をスライスして天日に干し、それを熱々の紅茶に黒砂糖と一緒に入れて飲めば身体がぽかぽかとしてきます。七味も色んな料理の上に最後にトッピングするだけでお手軽に身体を温めることが出来ます。私はみそ汁にちょっとだけ入れるのがオススメです。

発酵食品も陽性の食品です。ご飯を作る気力がないときは納豆ご飯に味噌汁という献立に決めています。飲む点滴とも呼ばれている甘酒は朝に食欲のない時に便利ですよ。ほんのりとした甘さに元気が出ます。私は市販のものに生姜を加えて飲んでいますが、友人はスーパーで酒粕を買って手作りをしているそうです。はちみつと生姜をくわえて自分好みの味に出来るのが良いんですって。

陽性のものを出来るだけ多目に摂取すると、血流量が増えてじっとしている時の体表温度が高くなるそうです。また、いったん冷えてしまっても体温がまた上がりやすい身体になることが出来るそうです。冷えたらお風呂にでも入らない限りそれっきりの冷え性さんにとっては憧れの状態ですよね。まずは出来るところから始めてみて、ぽかぽか体質をめざしたいものです。