冷え性でも毎日を快適に!私の実践してきた冷え性対策教えます

どうして私の身体は冷えてしまうのか?

私は小さい頃から冷え性で、手足が夏でも冷えていました。コタツに入って他の人の足に触ると『冷たいっ』と嫌がられましたし、夜眠れない時は一緒に寝ていた祖母が冷えた足を自分の足に挟んで温めてくれていました。初潮を迎えてからはその冷えはますますひどくなっていたのですが、まさか自分が『冷え性』だなんて十代の頃は思っていませんでした。

運動部に入っていたせいで?考え方がちょっと体育会系だったので、寒さがつらいのは私の根性が甘いからだなんて思っていました。だけど社会人になって、特に冬の生活に悩むようになるとさすがにこれはちょっとおかしいのではと思い始めたのです。そこで冷え性を特集している健康雑誌を読んでみたら症状がどんぴしゃではありませんか。どうやら私のこの冷えは根性のせいではなく身体の調子がおかしいせいなのだということを知りました。

冷え性になる原因は『体温を調節する機能の乱れ』です。なぜ乱れてしまうのかというと食生活の乱れや胃腸障害、運動不足などが主な原因だとその雑誌には書いてありました。これには思い当たることがありすぎて耳がずきずきとしました。その時の私は無茶なダイエットをしていたからです。女性ならば誰でも思い当たるかもしれませんが、痩せるためならば、多少不健康なことをしたって良いわ、と考えたことはありませんか?

だけど、やはり無茶なことをしてはいけなかったのです。幼い頃から学生時代まで冷え性ながらもなんとかやってこれたのは、毎日ご飯を作って三食きちんと食べさせてくれた母のおかげだったのですね。ひとり暮らしを始めて、忙しさとダイエットを理由に、1日の食事量を極端に減らしてしまった私は『冷え性の悪化』というしっぺ返しをくらってしまったのです。

また運動も完全に不足していました。補欠とはいえ毎日バレー部で汗を流していたことは意味があったのだと痛感しました。部活から解放された私は会社に行く以外は部屋にこもって本ばかり読んでいたのです。読書に熱中している横には甘いお菓子とコーヒーの入ったポットも置いてありました。食事をきちんと取らないわりにはお菓子とカフェインはたっぷりと摂取していたわけです。

無理なダイエット、運動不足、そして最後に新社会人としてぶつかっていた仕事の壁というストレスもありました。ストレスは胃腸を荒らして私は日常的に便秘と下痢を繰り返すようになっていたのです。客観的に見れば、充分、良くない生活をしていたのに冷え性に苦しんで健康雑誌を読むまではそのことにまったく気がついていませんでした。

そう考えてみると、冷え性というのは『このままではもっとひどい状態になってしまうよ!』という身体からのシグナルであるのかもしれません。私のようにどうして私冷えてしまうの?と首を傾げていらっしゃる方は、実は自覚なしに生活が乱れている場合がおおいにあります。まずは1度、日々の生活を振り返って反省してみましょう。