冷え性さんにおすすめの甘いものの食べ方

食べ物には身体を温めてくれる陽性のものと冷やしてくれる陰性のものがあります。どちらが良いというわけではなくて、ふさわしい時期に適切な量を摂取するのが大切なんです。ただ、冷え性さんとなるとちょっと事情が違ってきます。健やかな人ならば暑い時には身体を冷やす食べ物を食べて体温を下げても良いのですが、血行が悪く手足が冷えている冷え性体質の私達は出来るかぎり陽性のものを摂取した方が体質の改善につながるのです。

そんな身体を冷やす陰性のものの代表として、よくあげられるのが白砂糖です。白砂糖はほとんどのスウィーツに入っていますので、冷え性改善を目指す人はなるべく避けなければなりません。ただ、冷え性とはいえ甘い物を完全にシャットダウンするのは、特に女性にとってはつらいことですよね。仕事場でどんなに嫌なことがあってストレスが溜まっていても、あまいクリームをひとさじ口に入れれば幸せな気分になってしまうというのが女というものなのですから。

でも、安心してください。白砂糖を使わず充分甘いものを楽しむことは出来るのです。頼もしい助っ人は黒砂糖、てんさい糖、ハチミツなどの甘味料です。同じ甘味料でも黒砂糖、てんさい糖は身体を温める陽性、ハチミツはその陽性と陰性の中間の食品なのです。これらと、果物や芋、野菜を利用すれば身体を冷やさず、でもしっかりと甘い立派なスウィーツを作ることが出来ます。

では、簡単なスウィーツのレシピをご紹介します。まずはさつま芋の茶巾です。蒸したさつま芋をつぶして、少しのコンデンスミルクとシナモン、そして黒砂糖もしくはハチミツを混ぜます。それをサランラップで包んで茶巾しぼりに形を整えたあと170℃のオーブンで表面がきつね色になるまで焼けば(大体5~8分くらいです)できあがりです。さつま芋の素朴な天然の甘さがたまりません。

豆乳と卵とハチミツにパンをつけこんで焼けばヘルシーなフレンチトーストになります。上に砕いたナッツを乗せれば香ばしくて栄養度があがりますし、プレーンヨーグルトを添えるとさっぱりとして朝食向けです。お菓子を作る時間が忙しくて作れないという人は手軽な飲み物はいかがでしょうか。紅茶に生姜と黒砂糖を加えた生姜紅茶は冷え性さんにぜひオススメしたい飲み物です。これにくず粉を加えれば保温効果でますます身体があたたまります。

ただ、確かに白砂糖は身体を冷やす作用の強い食品ですが、だからといってどうしても甘いものを食べたい時は無理な我慢をせず、ほんのちょっとだけ食べてみても良いかもしれません。かく言う私もずっと我慢をしていたケーキをある日、ほんの少しだけ食べてしまったことがあります。以前はぱくぱく食べていましたが、体質が少し変わっていたのか、その小さなケーキの甘みで充分満足して癒されました。食べすぎさえしなければ、ストレスを溜めてしまうよりはほんのちょっとだけ自分に許してあげる日を作ってみても良いのではないでしょうか?