冷えは万病のもとと言うけれど本当なの?

私は小学生の頃から手足が冷えている年季の入った冷え性女子?です。手足が冷たくて眠れなかったり、冷房にあたると具合が悪くなったり、はては立ちくらみで倒れてしまったりと、嫌な意味で冷え性のお手本のような人生を歩いてきました。

それらの不調が全て『身体の冷え』というひとつの原因から発生しているものだということは、大人になって健康雑誌を読むまで知りませんでした。しかもその冷えを放っておくとやがて身体がとんでもないことになるなんてことも。当時、就職したばかりだった私は環境の変化のせいか冷えがひどくなっていました。このままじゃあ仕事に差し支えが出てしまうと慌てて色々調べたのです。

身体が冷えるということはつまり『血のめぐりが悪くなる』ということです。冷えは万病のもと、と言われるのはこのためなのです。血液の最も大切な役目は血管を通って全身に栄養や酸素を行き渡らせること。または老廃物を吸収して体外に排出させることのふたつです。栄養が行き渡らず老廃物の排出もままならなかったら新陳代謝が上手くいくわけがありません。血のめぐりが滞るということは生きるための全身の機能が衰えてしまうことなんですね。

その状態が長く続くと疲労物質が抜けないため、毎日朝から身体がだるくなったり、顔や足がむくんだりします。栄養も行き渡らないためお肌にシミやシワ、目の下にはクマ という事態になってしまいます。また婦人科系にも影響があります。骨盤や子宮内の血流が悪くなると生理痛や不妊を引き起こす恐れもあるのです

冷えは精神の病気も引き起こす可能性があります。手足が冷たくて睡眠不足が続いたり、特に病気と診断されているわけではないけれど、あちこちが少しずつ具合が悪かったりすると気力が衰えてしまってストレスが溜まりうつ状態になりやすくなってしまうのです。

また冷え性は何らかの病気がその背後に隠れている場合もあります。血管が弱るので血のめぐりが悪くなる心臓病や、代謝が衰える甲状線機能低下症、血液に問題のある膠原病、貧血症などが代表的です。

手足の冷え以外でも、動悸が起こったり、指先が白くなったりしびれたりする、少し動いただけなのに疲れきって眠ってしまうなどの症状が同時に起こっている場合は早めに病院に行って検査を受けた方が良いでしょう。

さて、毎日つらい思いをしている冷え性の皆さんは、もちろん今までも冷えのことを軽く考えてはいらっしゃらなかったでしょうが、それでも、まさかここまで身体に大きな影響があるなんてと驚いていらっしゃる方はいるのではないでしょうか?冷えが恐ろしいものであることはわかったけど、じゃあ、どうしたら良いの?と困っていらっしゃる方も。

冷えはもちろん放っておいてはいけません。だけど、毎日続けられる簡単な方法で必ず改善出来る症状でもあるのです。(もちろん病気が原因の場合は別ですが)簡単な運動や毎日の食事に身体を温める食材を取り入れるなど、出来るところから始めてみてください。必ず、少しずつでも楽になっていくはずです。